Conférence à 東洋文庫 Tôyô bunkô :アラブメディアが西洋メディアに及ぼした影響

現在、アラブ世界に影響を及ぼすどの事件も、いわゆるアラブの春と呼ばれる事象なしには語ることはできません。

同じように、この地域に影響をあたえる全ての事柄は、西洋世界の中心であることは明らかです。

私はこの二重性がメディアとの関係においてどのような役割をしているか詳しく述べたいと思います。

しかし、私に説明させてください

皆様がこの関係がアイデアやアラブメディアに欧米の影響していると考えることでしょう。

それは間違いではありません。

からすれば、情報の組み立て方という観点:たとえば

AFP、ロイターなどの世界のプレスエージェンシー、そしてCNNや BBCやブルームバーグなど..の主要メディアグループとか、衛星ネットワークの仕組みと技術、そしてインターネットとか。

この分野における西洋の支配はまだあり実証される必要はありません。

しかし,私は全ての 「専門家」が皆このようではないと言わなければなりません。

テレビや新聞、雑誌などが世論を形成しています。

けれども残念なことに、今、アラブ世界の専門家は、mediaの情報圏から遠くに離れてしまいました。

私は、皆様の前で この20年間にアラブのMEDIAが西洋のMEDIAに直接影響をあたえ、ゆえに、西洋世界の民主主義の政策に影響をあたえていることを明らかしたいです。

アラブのメディアは、いわゆるアラブの春 が起こる前に、アラブ世界の状況について、一般的に誤った見方を植えつける課す重要な役割を果たしました。

確かに、(西洋の)MEDIAは、アラブ世界のイメージを表面的な形で構築してきました。

このような情報構築(特に経済)の要因が、このアラブ社会のイメジをつくてきました。

この構築の基礎となった要素が1つあります。

 

それはアラブのmediaの役割です。 アラブのメディアから西洋のメディアに与えた要因です。

広い意味で,最近まで、西洋は 情報の中心地でありました。文化の分野と同じでした。

しかし、このポストモダンの時代には、この「センター」の周辺が文化の創造だけではなく、情報にも決定的な影響を持つことを認識する必要があります。

ホーミー.K.バーバーとう社会学者は重要な研究から本を書きました。タイトルは『文化の場所――ポストコロニアリズムの位相』。その本でHomi Bhabha が知的生産の社会的そして文化的側面を主張しました。

私は証明したいのはいま、media のアプローチは文化と同じ道をとどり、情報の構築を非常に集約しています。

バーバは、Frédéric Jamesonの研究に頼り、 知識は二分法に基づいていてそれは ”外”と”内”であると言っています。

「内側」とは中心にあること、「外側」は「その

外」のことです。(Edward Said) がその外は欧米であるとて指摘 しました。

情報に関する限り、特にアラブ諸国で、この階層構造は逆転しています。

しかし、「介入されたコミュニケーションの調停」として、Jamesonは新しい要素導入しました。それは「アナロゴン」です(analogon)。

アナロゴンはコミュニケーションの第三の空間です。

この用語には二つの意味があります。

(哲学の分野で)それは「自身の他」です。

(生物学の分野で)天然物として同じ生物的機能を満たす合成物です。

バーバはこの現象に「thirdness」(三番目) と名付けました、それをmediaにまで広がりました。

ここで私が示したいのは このアナロゴンは「情報の作成」にも及び、 それは「中心」と「周辺」の間を取り次ぎます。

ここで西洋が、もはやアラブ世界に関する知識生産の唯一の中心ではないことを示したい。

アラブのメディアの構造は1980年代初めから変わり続けており、なぜなら「産油国」が アラブの重要メディアを支配したからです。

サウジアラビア、カタール、湾岸諸国のほとんど無制限で莫大な財源が、最も重要なメディアグループを入手して,アラブ諸国にイデオロギー的かつ宗教的な支配を及ぼしています。

この大金の影響がアラブのメディアにもたらされたことは のちに西洋の報道機関に大きな影響をもたらすでしょう。

それを信じるのは難しいですが、世論の形成においてこれらのお金の流れの役割を見るのは簡単です。

しかし、西洋民主主義社会における世論への影響は、(理論的に)これらの民主化社会の指導者に影響を及ぼしてい流でしょう。

Al-Jazeera、Al-Arabiya、MBCなどの衛星チャンネルが開始されました。それらはいわゆるアラブの春で決定的な役割を果たしました。

しかし、西洋のメディアには何があったのでしょうか?

私は共謀説を信じません。

西洋のメディアは何も隠さず、情報をゆがめるようなことはしません。

これらのメディアがアラブ地域で情報を収集する方法を見てみましょう,どのように西洋のメディアは(一般的に言えば)情報を受け取るか 以下に依存しています:

情報生産のサイトやジャナリストの労働条件や情報源 です。

しかし、メディア通信は2つの極を中心に構成されています。

それはソース(情報源)とターゲット(目的)(受取人)です・

したがって、2つのポイントの間で交流があります

生産ソース:S と受領ソース:R の間そのタゲットは>ソースS2になります。

この生産ソース(S2)は、最初は受信(R1)でありそれは(情報の取得)であった。

この情報の変換の操作の後、それは生産ソース(S2)(代理店、記者)になりました。

例えば:(報道機関、記者)などはR1として情報を受け取って処理してメディアで作成すると、ソース(S2)になりますS2は最終情報を消費ソースに送信します。
この情報の最終使用者になるパブリックは世論として形成されます。

皆様は情報が同じ価値を持たないことをわかっておられます。それは、情報がジャーナリストに自発的に誰ががら報告されるとか、調査の対象となるかどうかによるからです。

つまり私たちはこれらが情報を得る条件に依存していることをよく知っています。

ジャーナリストや「media関係者」の労働条件がますます厳しくなっていることはよく知られている。

難しさは、技術的観点(編集レイアウト)または制作の観点から(情報の信頼性)、「提供される製品の品質」に反映されます。

ジャーナリストは経済的理由から圧力を受けています。

報道機関は、アラブ世界の大都市に通常、記者や常設の通信員や事務所を持っています。

(原則として)(Gensokutoshite)

情報の正確性と信頼性を保証するために、情報の流れを確認しチェックします。

あそこで、情報源は、直接的(直接報告とか直接的証言)または間接的であってもよいのです。

証言は、目撃者による口頭によるもの、あるいは専門家によるもの、あるいは証言者によってもたらされた情報で

あるいは、個人的に関係する人物の口頭によるものであってもよいのです。

問題は情報の処理にあります(S1⇒R⇒S2)。

レポーター(R1)は事実(物語、映画、サウンドトラックなど)を報告するだけではなく、

人々や公式なものや公的機関に事実の真実かどうかを質問します(S1)。

R1によって受信された情報は、後で処理されなければならない “生の”形式( )で到着します(R1⇒S2)。(スタイルの修正、編集、翻訳の可能性)ですから。

問題はどのようにその情報を解釈するかです。

この記者や編集者がこの情報を受け取ると、自分自身に、さまざまな質問をする必要があります。
例えば、受信者としてのジャーナリストが、感情、経験、政治的、哲学的、宗教的意見(なんでもの全ての共感)や知性をすでに持っているかどうか。

(時には、カナダのG20を取り上げている有名な記者がいて、そして津波災害後日本に行く前にインドネシアでテロ行為をカバーするでしょう!)

人々が、アラブ.イスラム世界の専門家になりたがる場合にそれをよく解ります。

言うまでもないで、アラブイやイスラム世界 を理解するために、多くの知識が必要です。

英語ではすべての扉を開くことができず、我々はアラビア語の知識が必要です。この文化圏の政治的、宗教的、社会的問題をアラビア語で把握することがどれほど重要かを知っています。

(財政的に)この分野に特化したアラビアのできるジャーナリストとを育成する新聞はほとんどありません!

アラブの春は、西のマグレブ(モロッコ)から東のマシュリク(オマーン)に、そして南のイエメンから北にシリアへ、地域を拡大しました 。それらはすべて「アラブ」諸国ですが、その社会の習慣と、様々な体制を整える政治的パターンによって非常に異なっているので、それぞれ「専門性」を一般化することは今不可能です。

したがって、現代の情報の新しい要求にこたえるためには、迅速な反応が求められます。具体的に言えば、メディアの取材範囲を通してニューズの信頼性を確実にすることができません。

さらにアラビア語の言語能力を持つ特派員やジャーナリストがいます。けれどもかれらは非常に少ないです。

普通はこれらのアラブ世界の専門でないジャーナリストはアラブ諸国の内部からすべての情報を外部へ送ます。

前に言ったように、これらのアラブの国々は湾岸諸国のイデオロギーの影響を受けています。

このようにイデオロギーの影響の転送です。

したがって、アラブ世界の専門でないジャーナリストがアラブmediaのイデオロギーの影響wo受けています。

この転送は、基本的な情報の品質である「中立性」を歪ませます。流れは中断しないです。

例えば、このアラブにいる西洋の情報プロデューサー」がアラブの春の革命についてコメントしたときに現れた歪みに見られます。

例えばアラブの春の民衆の目的はデモクラシーと書きましたが、それは間違いです。

西洋は驚きました。

これはジャーナリストだけでなく知識人とアラブ政権の政策立案者、政治家の責任もありました。

それは受信情報のための偽の現実につながります。それは西洋では自発的のないやり方で巧みに操作するかどうかにつながります。

西洋にあるポストコロニアルの精神は、ヨーロッパのジャーナリストが引き続き情報の生産者であると信じさせます。

新鮮なニュースを受け取るのではなく、情報源によって「歪んだ」情報を受け取るのです。 したがって 湾岸諸国が支援していたメディアの情報を西洋は受け取ります。

けれどもその情報を精査するための「専門家」がいない場合、Agenciesと新聞の間で、その”情報”はドクサ(doxa)になります、そして新聞や雑誌で引用されます。

これらのデータはまた、ウエブ上 に(数千回)取り込まれ、ますます多数の人々がそれを見ます。そして、人々は、ネットを移動する情報へのドクサ(doxa)の信頼性を提供しています。

そして、この情報が西洋の機関によって取り上げられ、これらのデータは「ドクサ」になります

初めは、「真実/現実」からの逸脱が最小限であっても、それは蓄積によって、莫大なギャップ(gap)になります。

今まで、皆がそれにもかかわらず、西側諸国が依然として「情報生産の中心」であると考えており、皆が報道機関がアラブの国々について報じる情報は、現実から離れています。

このような状況下では、アラブ革命の到来が多くの欧米の指導者驚かせたことは驚くことではありません、

これらすべての理由から、我々は欧米の指導者の驚きに驚かされるべきではありません。

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バッサーム・タヤラ (フランス国立東洋言語文化学院(INALCO) 日本学部 講師) , ジャーナリスト

 

司会・コメンテータ : (お茶の水女子大学教授) 三浦徹

コメンテータ:(京都ノートルダム女子大学教授) 鷲見朗子

ota@toyo-bunko.or.jp

 

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